はじめに
SNSや周囲の話を聞くたびに、無意識に他人と自分を比べていました。気づけば、誰かの人生を基準にして、自分の価値を測っていたように思います。
比較は終わりがない
誰かより良い状態になったとしても、上には必ず別の誰かがいます。比較を続けている限り、満足する瞬間はほとんどありませんでした。
他人と比べると、判断基準が外側に移ります。
– あの人より稼いでいない
– あの人は幸せそう
– 自分は遅れている
こうなると、何をしても満足しづらい。なぜなら基準が常に変動するからです。上を見ればキリがないし、下を見ても虚しい。
比較が生むのは「焦り」か「諦め」
比較を続けると、行動の動機が歪みます。
– 焦って無理な選択をする
– どうせ無理だと諦める
どちらも自分の人生から遠ざかる感覚がありました。比較は、行動を加速させるようで、実は迷子にさせます。
比べる対象を変えた
ある時から、他人ではなく「昨日の自分」と比べるようにしました。昨日より少しでも前に進んでいれば、それで十分だと思えるようになりました。
– 先週より睡眠が取れた
– 先月よりイライラが減った
– 1日10分でも勉強できた
こういう小さな前進を拾うと、生活の手触りが変わります。派手な成功はなくても、「自分は動けている」という実感が残る。
自分のペースを認める
人生の進み方は人それぞれです。早い人もいれば、遠回りする人もいる。その事実を受け入れたことで、気持ちが驚くほど楽になりました。
比較が止まらないときは、SNSとの距離を変えるのも大事です。
– 見る時間を決める
– フォローを整理する
– 寝る前に見ない
SNSが悪いのではなく、距離が近すぎると比較が起動しやすいだけ。自分の心を守る設計が必要でした。
おわりに
他人と比べるのをやめたことで、自分の人生に集中できるようになりました。派手さはありませんが、確かな変化でした。
「勝つ・負ける」ではなく、「納得できるかどうか」。基準を自分に戻すだけで、同じ毎日でも疲れ方が変わります。比べないことは、怠けではなく“自分の人生を生きる”ための技術だと思っています。


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